WEBデザイナー募集の告知をきっかけに知り合ったnasaさんは
サンフランシスコ在住のWEBデザイナー。
残念ながら今回は仕事はご一緒できなかったのですが
ご自分のサイトで書いている文章がとっても面白かったので、
お願いして 、ここで連載をやってもらうことにしました。
音楽を心から楽しんでいるのが伝わってくるような
気持ちのいい連載になること間違いなし。
また、アメリカ在住ならではの最新情報にも期待です!

★011 The Whispers & Howard Hewett Live  (2005年2月9日更新)

アンソニー・ハミルトン、アンジー・ストーンのライブ以来2回目の
オークランド・パラマウント・シアターでのライブに行って参りました(2/04)。
今回はウィスパーズがメインで、ゲストにハワード・ヒューイットという形での
2組の出演で、どちらも1時間程のパフォーマンスでした。
あのですね、この2組の盛り上がり方が全然違うんですよね。
おそらく、あそこにいた客の95%はウィスパーズのファンで、
残り5%がハワードファン。そして95%のウィスパーズファンの大半が
ハワードのことも知っていて「彼の歌もまあ好きだわ」程度だったんじゃないか
と思う程に、2組のアーティストへの温度差を感じました。

ウィスパーズに関して言うと、バンドメンバーが現れて準備を始め、
間もなくウィスパーズの登場という頃になると、
早く出てこい!と言わんばかりに会場から声援が飛び始めましたし、
実際にメンバーが登場すると割れんばかりの声援と拍手。
正直、こんなに人気があると思っていなかったので、
かなり圧倒されてしまいました。
こんなに盛り上がっていたのは、もしかしたらウィスパーズが
カリフォルニア出身であることも手伝っているのかもしれません。
本人達もオークランドでライブが出来ることをとても嬉しそうに話していましたし。

さて、早速そのライブの内容ですが、ハワードの方からいきましょう。
あ、今回は写真ありません。
またしてもカメラ持参するのを忘れてしまいました。
周りの人はがんがん撮っていたんですけどね。残念。

ハワード・ヒューイットは、白シャツに黒の皮パンツという衣装で、
シャツのボタンは真ん中辺り1つしかはめてなかったため、
ロングチェーンのクロスネックレスがキラキラ光っていたのと、
黒い胸毛と腹毛(?)がうっすらと見えました。(笑)
「あら、結構歳とったんじゃない?」と言いたくなる様な風貌(特に髪)
ではありましたが、セクシー度は120%。
フェロモン放出しまくりだった気がします。

"I'm For Real"、"Show Me"、"Once, Twice, Three Times"、"Say Amen"、
"I Can't Tell You Why"、"Crystal Clear"、"This Love Is Forever"と、
シャラマーソングからは"This Is For The Lover In You"、
"Somewhere There's A Love"など、全13曲を歌いました。

ハワードの声って、CDで聴くよりもずっと味があって
深みがあるなと感じました。
低音とファルセットを上手く使い分けていましたが、
断然ファルセット歌いの方が多い!
きっと彼はファルセットで歌う方が好きなんでしょうね。
それにしても彼のファルセットは美しい声でして、
”きれいな声”というよりも、”美しい声”と言いたい。
艶があると言うか、輝きがあると言うか何と言うか・・・。
とにかく歌がうまいと思いました。

前半は割とアップテンポの曲が多かったですが、
中盤はラブ・ソングの連発でムードたっぷりに盛り上げていたんですが、
この時はですね、ステージ端の中央に座りながら歌ったり、
そのままポンと客席に降りて最前列のお客さんに向かって歌ったりしていました。
少しでもハワードに近づこうと、わざわざ後ろから駆けつけるファンもいたりして、
ステージの前の客席はそりゃあもう大騒ぎでした。

おもしろかったのは、歌いながら1人の女性の手を取り2人で踊りだしたこと。
向かい合って少しだけ距離を保って踊っていたのですが、
ある瞬間ハワードがぎゅっと彼女を引き寄せたんですね。
その女性も「アゥ!」とびっくりした声を上げていました。
その後マイクを持ちながらも彼女の耳元で歌い、
最後はハグしてステージに戻りましたが、
何ともファンサービス旺盛で大胆な ステージングに
オーディエンスもキャーキャー言いまくりでした。
( ハワード・ヒューイットのオフィシャルWEBサイトはこちら

さて、20分くらいの休憩を置いて、次はウィスパーズです。
前述した通り、最初からものすごい盛り上がりを見せていまして、
最後までその熱は冷めることがありませんでした。

ウィスパーズの衣装は、全身真っ青のスーツでした。
彼らの オフィシャルWEBサイト にも写真が出ているので
参考になるかもしれません。

実は私、この日までウィスパーズは5人だと思っていたんですが、
4人しかいないことに驚いてしまいました。いつの間に1人脱退したんでしょ?
それとですね、正直言いますと、メインにリードをとっているのって、
髭もじゃのニコラスだと思っていたんです。
何ですかね、ヒゲ=強そう=リーダー=メインボーカルという図を
勝手に作り上げていたと言う・・・。(笑)
曲を聴くだけで彼らのこと全然知らないのがバレバレですね。
それで大好きって言ってるんだから、お恥ずかしい・・・。

ところが、実際のメインボーカルって、双子の兄弟、
ウォルターとスコティの2人じゃないですか。
今まで彼らの歌う姿を見る機会がなかったですから、どう考えても
声を聴く限りではメインボーカルは1人と思っていたわけで、
実は兄弟2人で交互にリードをとっていたということが、
私にとってはもうホントに驚きの衝撃的事実。これまたお恥ずかしい・・・。
とにかく双子だけに顔は同じだし、動きも似てるし、声なんか全く一緒!
ユニゾンで歌っても1人の声ですよ。どちらの声も伸びやかで、
昔と全然変わらない、衰えのない素敵な声でして、とっても興味津々でしたね。
あまりに似過ぎていてどっちがどっちなんてことも見た目じゃ判断出来ないので、
向かって右がスコティ、左がウォルターと覚えました。(笑)
それと、彼ら兄弟は小さいんですよね。ものすごく小さいの。

それに比べて、コーラス隊のニコラスとリーヴェイルの2人は大きくて、
双子の2人とのギャップがまたおもしろい。
このコーラス隊の2人ですが、ダンサーが本業か?
と思う程休みなく踊っていまして、
スムーズな動きやジャンピングありのダンスを披露していました。
それでも彼らのコーラスはすばらしい!美しく乱れのないコーラス。
さすが”ウィスパーズ”と名付けられたことはありますね〜。
そそ、この2人、ある意味ウィスパーズのもう1組の双子か?と思う様な動きでした。
というのは、2人の動きがものすごくぴったり合っているんです。
毎日一緒にダンスレッスンしているんじゃないかと思うくらい
タイミングや角度がぴったりで、まるで鏡に映しているかのようでしたよ。
とにかく目が離せないって感じでした。

それからこの2人、風貌が対照的。
髭もじゃのニコラスはとにかく顔と頭の毛がフサフサなのに、
リーヴェイルはツルンツルン。
ニコラスが勢いよく振り返ると、
必ず汗が飛び散ってかなり熱そうでしたが、
一方のリーヴェイルはいつでも涼しげ。
そんな対比も興味をそそりました。
ちなみに、MCは常にウォルターかスコティーで、
ニコラスとリーヴェイル がしゃべることは一切ありませんでした。
コーラスだけなんて何だか物足りないなぁ・・・。

さて、彼らのセットリストですが、
この日のテーマが”オールドスクール”だけに、
かなり懐かしいヒット曲ばかりでした。

01. And Beat Goes On
02. In The Mood
03. My Heart Your Heart
04. I Want To Know Your Name
05. (Olivia) Lost & Turned Out
06. It's A Love Thing
07. I'm Gonna Make You My Wife
08. Lady
09. A Song For Donny
10. Keep On Lovin' Me
11. Say Yes
12. Rock Steady

と、全12曲でした。完璧♪
この他にまだ聴きたかった曲はいくつかありましたけど、
私としてはこれでも大満足。

途中のMCで、間もなくニューアルバムのレコーディングが終了し、
リリースも間近だということを言ってました。楽しみですね〜。
ショーの最後はバラの花を一本ずつオーディエンスに投げてお別れでした。

とにかく最初から最後まで熱いステージを見せてくれたウィスパーズですが、
私もアップテンポの曲のときは立ち上がって
となりの黒人のおばちゃんと一緒に踊ってました。
ホント、楽しかったです。
また機会があればコンサート参加したいと思います。
nasa
サンフランシスコベイエリア在住。
駐在員妻、カレッジ学生、ウェブデザイナー(ひよっこ)、
グラフィックデザイナー(たまご)、そして通関士(おまけ)と
肩書きが多い割にはどれも中途半端なのが悩みの種。
ウェブのお仕事賜ります。ついでにグラフィックデザインも♪ 
詳細は → nasastyle.com
アメリカ生活のこといろいろ書いてます → nasastyle.com/america

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