WEBデザイナー募集の告知をきっかけに知り合ったnasaさんは
サンフランシスコ在住のWEBデザイナー。
残念ながら今回は仕事はご一緒できなかったのですが
ご自分のサイトで書いている文章がとっても面白かったので、
お願いして 、ここで連載をやってもらうことにしました。
音楽を心から楽しんでいるのが伝わってくるような
気持ちのいい連載になること間違いなし。
また、アメリカ在住ならではの最新情報にも期待です!

★018  Mint Condition Live  (2005年7月6日更新)

はい、行ってまいりました。ミント・コンディションのライブです。
TEDDYBEARさんのコラム"TEDDYBEAR'S TALK"の記念すべき30回目に
彼らのアルバムについて書かれていましたが、
アルバム同様、ライブでも人気の健在振りを発揮してくれました。

過去のドラマティクスやローズ・ロイス、
ブライアン・カルバートソンなどを観た時と
同じ会場でのライブだったのですが、
あんなにたくさんの客が入ったのは初めてです。
会場としても客席数を増やしていっぱいいっぱいまで詰め込んだといった感じ。
ライブスタート8時の45分前に会場入りしたものの、
入り口にはすでに予約済みのチケットを手に入れる為の列ができており、
少しでも良い席で見ようとする人々でにぎわっていました。
(ちなみにこの会場は席は決まっていないので、
会場入りした順に好きな場所に座れます)

私もこの行列に並んでいるときに思ったんですが、ずいぶん黒人が多いなと。
会場に入るとさらなる黒人の数。
久しぶりにあんなにたくさんの黒人に囲まれたという感じですね。
なんだか私は場違いなところにいるんじゃないかと思った程。
めずらしく白人の数が少ないと思いましたが、久しぶりに日本人もの姿も見ました。
実は、ライブが始まってすぐ、ミント・コンディションのベーシスト、リッキーから
「みんな来てくれてありがとう。今回この会場での3日間の公演のうち
5回のショーがあったけれど、5回全部の公演を観に来てくれた日本人がいます。
ホントに感謝してます」というお知らせと感謝の言葉が述べられたんです。
その日本人というのは私ではないんですが、そういう人がいるんだ、
しかもそれが自分と同じ日本人というのが非常に嬉しかったですね。

さてと、前置きはこのくらいにして、ライブの様子にいきましょう。
この日は3日間の公演の最後の日の最後のライブで、
時間的には1時間半くらいのライブだったと思います。
ニューアルバム「Livin' The Luxury Brown」から"My Sista"でスタートし、
"So Fine"、ニューシングルの"I'm Ready"、"U Send Me Swingin'"や"Call Me"、
"Breakin’ My Heart"、"Someone To Love"など、
新旧の名曲を上手く盛り合わせ、ライブ用に別バージョンにアレンジしたり、
アルバム曲そのままの感じで歌ったりしてました。
結構たくさん曲数あったと思うんですが、
あまりに盛り上がり過ぎて覚えてませんです・・・。
アンコールには彼らの代表曲とも言える"What Kind Of Man Would I Be?"を
超ロング・バージョンで終了となりました。


★演奏するミント・コンディション

オデールの炸裂ギターに圧倒され、リッキーの背中寝そべりギター・プレイと、
そんなに回って大丈夫か!?という程のクルクル回転も見れました。
(このクルクル回転、ニューアルバムについているDVDでも観れますね)
さらには、ジェフリーのキーボードのみならず、
生サックス・プレイも見聴きでき、とにかく興奮の連続でした。
残念だったのは、自分の位置からローレンスがよく見えなかった事。
彼の顔、結構好きなんですよね。


★熱唱するストークリー

特筆事項は、やはりストークリーの多才振り。この人はホントにすごい!
八面六臂とはこの人の為にある言葉なのかなと思いますね。
グループの要とも言えるパワフルで伸びの良いリード・ヴォーカルが
すばらしいのはもちろんのこと、それ以外に見せてくれたドラムプレイもまた格別。
体に感じるままのリズムを有り余る力の限りたたきつけるって感じですかね。
それから、ドラムだけではなくギターも弾いていたんですが、
リッキー、オデールと共に3人でステージ中央で集まって弾く様には
ゾクゾクしたのを覚えています。
そういえば、アンコールから再びステージに戻って来たときに、
ちょこっとだけいたずらにキーボードを弾いていました。
プラス、曲の合間に見せたヒューマン・ビート・ボックスもなかなかのもの。
歌ってヨシ、叩いてヨシ、弾いてヨシと、曲作りのことも加えると、
ストークリーの多才振りがどれだけグループの可能性を広げているのか、
その影響は大きいのではないかなと思わざるを得ません。


★ドラムを叩くストークリー

ラジオでも良くかかる、"Breakin' My Heart"なんですが、
この曲の「ジャ ジャン」というイントロで、
観客からキャーーーーーー!という悲鳴が。
この曲の人気の高さがうかがえました。
そしてアンコールに"What Kind Of Man Would I Be?" を持ってくるところなど、
分かってるなというか、やっぱりなという感じでした。
この"What Kind〜〜"なんですが、このときは超ロング・バージョン・アレンジで、
曲の途中ストークリーによるコール・アンド・レスポンスが何ともおもしろかった!
簡単なスキャット、ちょっと難しいスキャットをオーディエンスに歌わせたり、
オーディエンスが言えない、歌えないであろうフレーズなんかも
わざと歌わせようとして、彼自身が楽しんでいたと思うし、
同時に観客を楽しませようという姿勢もうかがえて、本当に楽しかったです。

このとき既にステージ前のお客さんは殆ど”立ち”状態で
一緒に歌ったり踊ったりしていたんですが、私も当然そのうちの1人。
周りの事など気にせず、思うがままに踊ってましたし、
喉が痛くなるほどかなり叫んでいたと思います。
アンコール前に帰ってしまう人もいたので、どんどん前に詰め、
かなりの距離まで近づいていたんですが、
端の席だったので会場の様子がよく見えました。
見渡すと、ホントに人、人、人。
どの人の顔にも笑みがこぼれて気持ち良さそうでしたし、
思い思いに楽しんでいる様子。こういうのを見ると、
ライブっていいな〜と実感しますね。やっぱりやめられません。

実はミント・コンディションのライブの1週間程前に
アリシア・キーズのコンサートに行ってきたんですが、
このオープニング・アクトが彼らだったんですよ。
そんなことは全然知らなかったんで会場に行ってびっくりしたんですけど、
オープニング・アクトとしては結構長い時間のライブだったと思います。
このとき初めて観た彼らの生ライブ・パフォーマンス。
随分パワフルだな〜という第一印象を得たんですが、
同時に随分ロック色が強いなとも感じました。
TEDDYBEARさんがコラムで書いていた様に、
やはり少しロックっぽい部分は否めませんが、
でもとにかく彼らの持ち味は独特のものですし、
ニューアルバム付属のDVDの中でもストークリーが語っていた様に、
彼らの表現したい音楽を追究しているというのが感じられると思います。
その善し悪しは別として、これが彼らの音楽なんだなと。
音楽として気持ちいいと感じるものならば、私はそれで良いな〜と思いました。

現在もアメリカの各所でライブを行っているミント・コンディションですが、
まだまだ彼らの勢いは衰えることはないでしょう。
私も出来る事ならばもう一度彼らのライブに行ってみたいです。
ミント・コンディションの生の魅力にすっかりハマってしまったnasaでした。
nasa
サンフランシスコベイエリア在住。
駐在員妻、カレッジ学生、ウェブデザイナー(ひよっこ)、
グラフィックデザイナー(たまご)、そして通関士(おまけ)と
肩書きが多い割にはどれも中途半端なのが悩みの種。
ウェブのお仕事賜ります。ついでにグラフィックデザインも♪ 
詳細は → nasastyle.com
アメリカ生活のこといろいろ書いてます → nasastyle.com/america

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