WEBデザイナー募集の告知をきっかけに知り合ったnasaさんは
サンフランシスコ在住のWEBデザイナー。
残念ながら今回は仕事はご一緒できなかったのですが
ご自分のサイトで書いている文章がとっても面白かったので、
お願いして 、ここで連載をやってもらうことにしました。
音楽を心から楽しんでいるのが伝わってくるような
気持ちのいい連載になること間違いなし。
また、アメリカ在住ならではの最新情報にも期待です!

★019  Gladys Knight Live  (2005年8月11日更新)

みなさん、大変ご無沙汰しております。
日本は大変な暑さに見舞われている様ですが、
暑さに負けない様、病気しない様に
気をつけてくださいませ。

私はと言いますと、
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、
6月の終わりから8月の初めまで
日本に一時帰国をしており、およそ1年振りに
たっぷり日本を堪能してまいりました。
その中にはもちろん音楽絡みの楽しみが数多く含まれてまして、
帰った次の日には、アメリカでもなかなか行けそうにない
ロバータ・フラックのコンサートに行ってみたり、
ソウル・イベントやジャズ・イベント等にも参加して来ました。
そしてなんと、マッスル・ミュージカルなんてものにも
行ってしまいました!(笑)
音楽以外では、箱根温泉なども日帰りで行ったりもしましたね。
実家が小田原なもので、ランチしてお風呂入って帰って昼寝して・・・
これが全て5時間以内で済んでしまうという、
なんともローカルならではの楽しみを味わってまいりました。

帰国中は遊び過ぎたなという思いもありますが、
その分いろんな新しい出逢いなどがあり、
実りの多い帰国だったのでヨシとしてます。
今度いつ日本に帰れるか分からないですしね。

さて、前置きはこのくらいにして。
SFに戻ってからもすぐにライブに
行ってまいりましたので早速レポします。
今回は、グラディス・ナイト。
生のライブはもちろん初めてだったんですが、
相当笑いましたし、ホントに楽しかったライブでしたよ。
グラディスの歌は当然の事ながら上手いのですが、
トークも上手いし、客をノせるのも上手い!
少々体調が悪かったので、コンサートへの
参加自体迷いましたが、行って良かった。
グラディスのパフォーマンスはさすがにあっぱれでした。
蛇足ですが、グラディス級になるとやっぱりチケットは高い!
最低料金でも$75でしたから・・・。

今回の会場は、去年9月に
ファンク・ブラザーズのライブを観たときと同じ場所。
あの日、”NEITHER ONE OF US...”や
”I HEARD IT THROUGH THE GRAPEVINE”などを
別の人の声によって聴いたわけですが、
今回はそれらの曲をグラディスの声で聴けるということもあって、
非常にワクワクしました。

まずスタートは挨拶代わりに
"Friendship Train"というアップテンポな曲。
それから1曲ずつMCを挟みながら、
"You're The Best Thing That Ever Happened To Me"
"Landlord"、"Every Beat Of My Heart"、"If I Were Your Woman"、
"Neither One Of Us (Wants To Be The First To Say Goodbye)"、
”On And On"、"Midnight Train To Georgia"と続き、
そして最後に"I Heard It Through The Grapevine"で終了となりました。
今回のセットリストは差詰め
「グレイテストヒッツ」と言ったところでしょうか。
グラディス&ピップス時代のヒットソングのオンパレードでしたね。
客層としてもやはり”その時代”を
楽しんでたと思われる人達ばかりでしたので、
どの曲が来ても歌えるという感じでした。

"Neither One Of Us (Wants To Be The First To Say Goodbye)"では
2回もグラミーを受賞している事もあり、
歌の最後はスタンディングオベーション。
私もですね、この曲は大好きな曲の1つでしたので、
オリジナルが聴けてサイコーな気分でしたね。
グラディスの深みのあるソウルフルな歌声に
あまりにジーンと来てしまい、涙してしまったくらいです。
切ないけどホントに良い曲です。

それから、もう1曲スタンディングオベーションがありました。
言わずと知れた名曲、"Midnight Train To Georgia" です。
お客もノリノリだったのですが、
歌っている本人もノリノリで踊りまくってましたね。
実はこの時、オリジナルのピップスメンバーだった
Bubbaさんが登場していて、この方も一緒に歌っていたんですが、
歌の途中、「フーッフー」という、こういった"TRAIN"系の曲には良くある、
「汽笛を鳴らす為のひもを引っ張るフリ」がありまして、
グラディスとBubbaさん、そして4人コーラス陣が
一斉にこのフリをするところはバッチリ決まっていて
とってもカッコよかったです。

Bubbaさんなんですが、この方めちゃくちゃおもしろくて、
ショーが始まる前にグラディスの紹介で1度登場していたんですが、
途中でも何度か出てきました。最高に笑えたのが、
自分の着ていた白のジャケットをちょっと持っててくれと
グラディスに手渡し、スタンドマイクを持ってキーボーディストに
「Gのコードをくれないかい?そしてそこにAのコードも入れてくれ」
などと、訳の分からないことを良いだし、しまいにはアル・グリーンの
"Love and Happiness"を歌いだしたんです。
しかもステップもそのまんまのダンス付き!
この間グラディスはコーラスに回り、しばしの主役交代でした。
おもしろおかしくてオーディエンスも大爆笑の渦。
もちろんこれは演出である事は間違いないですが、
一本とられたなという感じでした。

他にもこのBabbaさん何度か登場しては
グラディスとのトークで笑わせていました。
特におかしかったのは、グラディスが
オーディエンスに語りかけている時、
オウム返しのように一言一言をまねしていたんですね。
そしてグラディスがだんだん「いい加減にしなさいよ」モードになった時、
「お呼びでない。お呼びでないね。」てな感じで
こそこそ退場していきました。が、そこへグラディス、
「今日は”グラディスのソロ”のコンサートであって、
”グラディス・ナイト&ザ・ピップス”のコンサートではないのに、
彼は分かってないのよ」と。
いやー、夫婦漫才みたいでほんとに楽しかったです。

この日のライブはきっちり1時間でアンコールなし。
あっさりすっぱり終了しましたが、
すばらしきシンガー、グラディスと共に
ワンダフル・ナイトを過ごす事が出来ました。

先日のBET Awardで、
Lifetime Achievement Awardを受賞したグラディス・ナイト。
これからの活躍にも期待したいと思います。

参考:ファンクブラザーズのコンサートリビューサイトはこちら

次回は、今をときめくバウ・ワウ、オマリオン、マーカス・ヒューストン、
そしてボビー・ヴァレンティノなどが一堂に会す、
Scream Tour IVのレポをお届けします。

お楽しみに〜〜。
nasa
サンフランシスコベイエリア在住。
駐在員妻、カレッジ学生、ウェブデザイナー(ひよっこ)、
グラフィックデザイナー(たまご)、そして通関士(おまけ)と
肩書きが多い割にはどれも中途半端なのが悩みの種。
ウェブのお仕事賜ります。ついでにグラフィックデザインも♪ 
詳細は → nasastyle.com
アメリカ生活のこといろいろ書いてます → nasastyle.com/america

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