WEBデザイナー募集の告知をきっかけに知り合ったnasaさんは
サンフランシスコ在住のWEBデザイナー。
残念ながら今回は仕事はご一緒できなかったのですが
ご自分のサイトで書いている文章がとっても面白かったので、
お願いして 、ここで連載をやってもらうことにしました。
音楽を心から楽しんでいるのが伝わってくるような
気持ちのいい連載になること間違いなし。
また、アメリカ在住ならではの最新情報にも期待です!

★028 DETROIT PART II = Concert #01=  (2005年12月20日更新)

前回のデトロイト”探検編”から随分間が空いてしまいました。どうもすみません。では早速行ってみましょう。

今回のコンサートはデトロイトでも歴史の深いFox Theatreでのコンサートで、出演者はThe O'Jays、The Dellsそして私の最大のお楽しみであるThe Dramaticsの3アーティストです。いずれのグループも30年以上のキャリアを持つベテラン勢ですから、それはもう貫禄たっぷり。特にThe Dellsに限っては、登場するだけでものすごい歓声が沸き上がり、私がまだ生まれていなかった頃の当時の人気振りが伺えた様な気がします。

さて、今回は3アーティストの登場順にレポを書いていこうと思いますが、最初に登場したドラマティックスのショーについては、いつものようにファンサイトの方で書くつもりでいるものの、なかなか書く時間が取れないため、ここでダイジェストとして少し書かせて頂きます。

【The Dramatics】
8ヶ月振りの彼らのライブ。そりゃあもう楽しみで、デトロイトに行くことが決まってからというもの、毎日ウキウキしてました。あまりに嬉し過ぎて、彼らの登場直前、感極まって泣いてしまった程ですから。お恥ずかしい・・・笑。そんなことはさておき、今回のコンサートではトップバッターとしての登場。私が今まで参加していたライブは全て”トリ”としての出演で、大抵いつも持ち時間が1時間たっぷりあったのですが、今回は彼らのショーの後に2組が控えていることもあって持ち時間45分という短い時間でのパフォーマンスでした。

その45分間で、歌う曲はほぼいつもと一緒だったのですが、今回初めて新しいパフォーマンスを見ることが出来ました。その曲とは、95年リリースのアルバム「Mellow Drama」に収録の"Key To The World"です。ショーの終わりから2曲目のパフォーマンスでしたね。アルバムとはちょっと違うアレンジで曲が始まったので、何の曲だか分かるのに時間がかかってしまいました。少し耳慣れない感じはしたものの、パフォーマンスとしては完成度が高くなかなか良かったと思います。9月半ばのライブから新しい曲を披露するとは聞いていましたが、実際どの曲を歌うのか分からなかったので、今回それが分かってすっきりしました。蛇足になりますが、私もこの45分間はほとんど歌いっぱなしでした(笑)。

メンバーにとっては自分たちの”ホーム”でするコンサートだけに、やはり”アウェイ”で見るライブとはちょっと違う雰囲気でのライブだった様にも感じます。何て言うんでしょうか、かなりリラックスしたカジュアルな雰囲気がありました。それから、以前はサポートという形だったMichael Brockという人が正式にメンバーに加入していた様でした。アメリカのドラマファンは皆「レニーの代わりになる人は誰もいない」と思っているようですし、おそらく他の4人のメンバーも同様に思っていることでしょうが、やはり今まで5人で演っていたものを4人でパフォーマンスし続けるのはきついんでしょうね。Michael Brockのパフォーマンスからは、ドラマティックスへのメンバー加入を喜んでいる様に見えましたし、がんばるぞ!という意気込みを感じました。

こちらではこのくらいにさせていただいて、残りはファンサイトのライブレポでお楽しみください。(いつアップするか分かりませんが・・・)ちなみに、今回のコンサートでは残念ながらドラマティックスのメンバーに会うことはできませんでした。

【The Dells】



私にとってはThe Dells初体験。個人的には今まであまり彼らの音楽を聴いておらず、ドラマティックスとの共作だった74年リリースの「The Dells vs The Dramatics」に収録されている曲くらいしか知りませんでした。が、今回このコンサートで彼らのショーを見るのをきっかけにベスト盤を購入。たっぷり聴き込んでコンサートに臨みました。

彼らのパフォーマンスは、"There Is"からスタートし、”The Love We Had (Always Stays On My Mind)”、”Oh What A Night"、"Always Together”、”Open Up My Heart"そして"Stay In My Corner"と、全6曲程だったかと思います。ミリオンセラーだったという"Give Your Baby A Standing Ovation"を歌ったかどうか、ちょっと記憶が定かではありません・・・。

The Dellsの持ち時間もおよそ50分位と短かった上、1曲をフルに歌っていたし、途中長めのアレンジやコント(?)などがあったので全体の曲数としては少なかったと思いますが、名曲"Stay In My Corner"や”Oh What A Night"が生で聴けたので、かなり満足のいくショーだったと感じます。

彼らのパフォーマンスはというと、やはり年齢のせいか少しおとなし目(ダンスが少ない)かなと思いました。しかしながら、その貫禄と落ち着いた雰囲気を持ってガンガン伝わってくるソウルフルな歌声は本当にすばらしいもので、何度も心を揺さぶられました。特に”The Love We Had (Always Stays On My Mind)”の時だったと思うのですが、あまりのすばらしさに絶えきれず、不覚にも涙を流してしまいました。The Dells、やはりただのベテラングループではありません。

それにしてもファルセットを歌うJohnny Carter(写真右から2人目)の声はユニークですね〜。どこからあんな声が出るのか不思議でしょうがないです。それと、バリトンシンガー Marvin Junior(写真右端)ですが、彼は足が悪い様で、自分が歌わない時は後方に用意されたスツールに座っていて、出番になると前に出てくるという状態。登場の時も退場の時も足を引きずる様にして歩いていたのが気になりましたし、54年というキャリアの長さとそれに比例して流れた年月の長さを物語っていた様に感じました。

そういえば、私の隣に座っていたおじさんはどうやらThe Dellsのファンだった様で、ショーの途中で「The Dellsに関する映画を観た事あるか?」と聞いてきました。私はデルズ・マニアじゃないから「知らない」と答えると、「知らないのか?観なきゃダメだよ」と、少々困った感じの態度をとられてしまいました。え〜〜って感じで・・・。その映画とは1991年の「The Five Heartbeats」らしいのですが、まあチャンスがあったら観てみたいと思っています。

ここまで書いて、非常に長くなってしまいましたので、今回はここまでにさせて頂きます。この後のThe O'Jaysのショーについては”続編”ということでお届けしたいと思います。どうぞお楽しみに♪
nasa
サンフランシスコベイエリア在住。駐在員妻、カレッジ学生、ウェブデザイナー(ひよっこ)、グラフィックデザイナー(たまご)、そして通関士(おまけ)と 肩書きが多い割にはどれも中途半端なのが悩みの種。 ウェブのお仕事賜ります。ついでにグラフィックデザインも♪ 詳細は → nasastyle.com   アメリカ生活のこといろいろ書いてます → nasastyle.com/america

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